真似しすぎて嫌われていませんか。復縁屋による「ミラーリング」の注意点

こんにちは。復縁屋で調査・工作を担当しているTです。

恋をすると、ヘアスタイルや服装を相手の好みに合わせたくなりますよね。趣味や行動も、何となく相手を真似てしまうものです。ただ、あまりやりすぎるのは良くないと考えています。まずは、工作員も使う「ミラーリング」というテクニックをお話しします。何故やりすぎが好ましくないのか、男女問わず復縁したい人に向けて考察します。

好意を生む「ミラーリング」テクニック

人は、自分と共通点のある人物に好感を抱きがちです。では、本来共通点のない二人の人間が親密になろうとする場合、どうすればよいのでしょうか。僕たちが好んで使うのは「ミラーリング」というテクニックです。相手の特徴を真似るというシンプルなものですが、別れさせ工作が必要な事例では有効です。

 

ただ、特徴を真似るといっても色々あります。

観察して話す時のしぐさを掴むこともあれば、事前に調査したターゲットの趣味の話で盛り上げることもあります。ミラーリングには言語的なもの・非言語的なものの2種類があって、僕たちは意識的に使い分けています。

 

言語的ミラーリング:

語尾や会話に使う語彙(言葉の種類)を真似る。ある程度親しい関係や、知的レベルの高い人に有効。

「○○なんだけど」「○○ですね?」とオウム返しで聞き返す一般的な接客テクニックも、言語的ミラーリングの一種。

 

非言語的ミラーリング:

身振り手ぶりや表情を真似る。初対面の人や、重要な会話で傾聴の姿勢を見せたいときに有効。

親しい人関係では、非言語的ミラーリングを無意識に行っていると言われている。足組み・腕組み・ドリンクを飲むタイミングに現れる。会話の内容に合わせて喜怒哀楽を表現するのも、非言語的ミラーリングの一種。

 

既に気付いた人もいらっしゃるかもしれません。ミラーリングは、共感テクニックとも言い換えられます。相手の感情に寄り添って本心や欲望を引き出すために有効です。もっと高次元のミラーリングとして、趣味や生活パターンを真似ることが挙げられます。相手の好きな映画を自分も観てみるとか、よく読んでいる本を自分も買ってみるという行動ですね。

ただ、ミラーリングする前にじっくりと相手を観察する必要がありますし、過剰な共感がかえって相手の癪に障る場合すら存在します。

 

わざとらしいミラーリング・相手の癪に障る共感とは

注意してほしいのは、ミラーリングは男女の結びつきを深める手段ではないということです。異質な二人が打ち解けたり、テンポのいい会話をするためのテクニックです。相手と同じ人格になったところで愛情が深まるわけではありません。

むしろコンプレックスに触れてしまい、相手の怒りを買う場合があります。

 

趣味嗜好を真似ることのリスク

日々のモチベーションになったり、人格形成に影響した趣味嗜好は誰にでもあると思います。

ただ、その経験すべてが必ずしもいい思い出ばかりだとは限りません。ライバルに負けたり、様々な事情で一時的に止めざるを得なかったり、お気に入りの一品を見つけるまでにあちこち店を回ったり、他人には言わない苦労があるのではないでしょうか。そういった面に理解を示さないで無暗に真似ることで、やはり触れてはいけない感情に触れてしまいます。

このあたりはプロでも見極めが難しく、入念に確認してからアドバイスさせていただいております

 

生物学的には「自分とは違う特徴に魅かれる」

原始的社会で一緒に狩りや農業を行う上では、考え方の差異を乗り越えてきちんと話し合う必要がありますね。ミラーリングは、こうした集団生活を下敷きにしたテクニックです。

僕たち恋愛の専門家は、生物学的な心の動きにも注目しています。

男女の別があるのは、ご存知の通り子孫を残す目的ですね。身体的に丈夫な子孫を残すには、近親交配を避けてなるべく血縁の遠いパートナーと配偶する必要があります。そのため、男女はそれぞれ「根本的には自分とは違う特徴を持っている異性」に魅かれてしまう傾向があるのです。

ミラーリングで相手を自分に投影しすぎて嫌われてしまうのは、本能によるものだと考えています。

 

復縁工作でアドバイスするミラーリングのコツ

効果的にミラーリングを使って復縁にこぎつけるには「傾聴の姿勢」「相手の話の要点をつかむこと」が鍵になるとアドバイスしています。文字にすると何だか簡単そうですが、理論立てて実践できているのはプロのセラピストやビジネスマンくらいしか存在しません。

一般で開催されている「話し方講座」は復縁や恋愛にはなかなか直結しませんし、複雑な事情をかかえていご依頼者様もいます。僕自身、もともと魅力的なコミュニケーション方法には自信がありませんでした。現在はより多くの人の力になりたいと考え、定期的にミーティングを開催し、最新の精神分析学も学んでいます。

恋人に嫌われてしまった」「もっと好きになってほしい」と考えるあなたを、復縁工作と復縁カウンセラーでしっかりと支えます。