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復縁のプロセス – 遠距離恋愛

グローバル化が進む現在では日本国内のみならず、留学や海外への転勤と人が移動する距離も飛躍的に伸びています。このような現在の社会情勢を背景にして、遠距離恋愛もその数を増してきています。

しかし「遠距離恋愛」という言葉を聞くとまず想像するのが「困難」や「別れ」というネガティブなイメージではないでしょうか？

なぜなら恋愛関係にある者同士は常に一緒にいたいと願うからです。悲しみや喜びを一緒に分かち合うことが男女の関係をより深めていくのは言うまでもありません。

今は昔に比べるとスマホなどの普及で、いつでも電話やチャットでパートナーと連絡が取れるようになり、遠距離恋愛の障害が少なくなったのも事実です。しかし実際に会って共に時間を過ごすのと、電話やチャットでコミュニュケーションを取るのでは大きな違いがあります。

つまりパートナーに会える機会が少なくなれば次第に不満や不安を感じるようになり、それがすれ違いとなり、最終的に別れにつながってしまうことがあるのです。

ある意味では「遠くにいる恋人と別れて近くにいる人と新しいスタートを切る」という選択をするのはごく自然な流れでもあります。

残念ですがどんなに愛し合っていてもこの「距離」という物理的な障害は、ある日二人の間の関係に亀裂をもたらしてしまうのです。

私は復縁屋のカウンセラーという職業柄、遠距離恋愛が原因で別れてしまったというカップルを何組か目にしてきました。

しかし世の中には遠距離恋愛を乗り越えて幸せなカップルとして毎日を送っている人たちもたくさんいるのは事実です。

では遠距離恋愛を乗り越えて幸せになれるカップルと、乗り越えられずに別れてしまうカップルにはどんな違いがあるのでしょうか？

遠距離恋愛で別れたが復縁したい

遠距離恋愛でお互いがすれ違い別れてしまったけれど「また元カレ/元カノと復縁したい」と願い復縁相談に来られる方がいますが、私はまず遠距離恋愛では他の復縁よりもハードルが高いことを説明しています。それは遠距離であれば復縁したい相手とはなかなか顔を合わせられる機会がないからです。遠距離恋愛で別れて復縁するためには、この物理的な距離は大きなネックになります。

ですから遠距離恋愛での復縁を望む方が最初にすべきことは、相手の連絡先を確保するということになります。

しかし復縁を焦るばかりに、別れた相手の連絡先にしつこく連絡を入れるのは逆効果です。しつこく迫られた相手は迷惑だと感じ逃げたい気持ちが強くなり、電話番号やメルアドを変えてしまうかもしれません。

もしそのようなことになれば相手と全く連絡が取れなくなってしまい、復縁のチャンスが減ってしまいます。

効果的な方法は相手の連絡先をキープしながら、復縁のアプローチをするベストタイミングを待つことです。このように「焦らずチャンスを見極める」ことで復縁の可能性もぐっと高くなるはずです。

自ら望んで遠距離恋愛をしているカップルはいないはずです。ほとんどの方はいつかは遠距離を終わらせていつも一緒に過ごせるようになりたいと願っているはずです。

前にも述べたように遠距離恋愛での距離の隔たりが二人の関係に悪影響を及ぼすのは事実です。しかし別れの真の理由は「将来幸せになる」という希望を持てなくなることにあるのです。
遠距離というハードルを乗り越えて、好きな人と一緒に明るい未来を歩むということを想像できなくなった時に「別れ」という選択を選ぶのです。
このことから考えると、離れていても「二人で一緒に幸せになる」という未来を想像できるなら、遠距離というハードルを乗り越えられるのです。

つまり復縁を望むなら相手に「一緒に明るい将来を歩める」と想像させることが必要です。そのために何が原因で相手が明るい未来を想像できなくなったかという原因を確かめなくてはいけません。
そして原因が判明すればその生涯を取り除く努力をしていくのです。自分に原因があれば努力して自分を変える必要があります。

「自分を変えるなんてできない」と思う方もいるでしょうが、自分を「進歩させる」と考えてください。